パニック発作を起こした時がパニック障害克服のチャンス! 岩波英知先生の教え

パニック障害はパニック発作が起きるから、とても恐ろしくて不安でたまりません。 また起きたらどうしよう・・・・ぶっ倒れてしまったらどうしよう・・・・・近くに人がいない時になったらどうしよう・・・・・人に迷惑をかけたらどうしよう・・・・・などといった、予期不安もまたキツイです(T_T) しかし、よく冷静に考えてみると、パニック発作が起きなければ、そもそもパニック障害にならないし、予期不安も起きにくいですよね。 他のことの悩みはないのに、「これがあるばっかりに!!」とくよくよ考えている人も多いですし、昔の私もそうでした。 パニック発作、これが起きた時の苦しさはなった人にしかわかりません。 あの苦しみが起きたら・・・・万一起きたら、地獄です。 でも、もし、です! パニック発作が起きても、自分でコントロールできるならば、安心しませんか? 起きたらどうしようと怯えていたのでは、パニック発作にならなくても、予期不安で苦しむだけです。 ならば、起きた時、「あんまり大したことがなかったな」と思えたら、次からは予期不安も減るはずです。 私は、パニック障害を克服できた理由の一つに、そういう体験をしたことがあげられます。 だから、パニック発作は、起きた時こそチャンスなのです! 逆にそこをチャンスにできないと、ずっとパニック障害に囚われ、苦しみ続けて、しまいには家から外に出ることもできなくなります。 あるいは薬漬けか、人と一緒にいないと生きられなくなります。 発想の転換をしてみてください。 パニック発作は確かに苦しいし地獄だけれど、もしその場でパニック発作を抑えてくれる人(専門家)がいたなら、次からは脳が大した発作ではないと、恐慌状態にならずにすみます。 実際に私はそうでした。 私がお世話になったDream Art Laboratoryの岩波英知先生は、まさにパニック発作が起きた時に、それを抑えてくれる達人でした。 岩波先生が「大丈夫だ!」といった時、私はパニックになりそうな恐怖の中にいたにもかかわらず、パニックが消えて行く体験をしました。 これは他の人では無理です。 彼氏でも家族でも友達でも、みんな「大丈夫??救急車よぶ?」とうろたえてしまうから、よけいこちらのパニックが大きくなってしまいます。 そりゃ、うろたえますよね。 でも、パニックは必ずおさめてくれる先生のもとでしたら、すごく安心感がありました。 「パニックは消えていってくれるもの」これを脳が学習した時に、大きな自信が得られました。 岩波先生も言っていました。 「俺はパニックを抑える達人だから」と。 パニックが起きるとき、どこの身体の部分が硬くなって、余計発作が激しくなるか、どう呼吸が乱れるか、よくわかっている人でした。 だから、ここをこういう風にしろ、こういう呼吸をしろ、と言いながら、硬くなった部分(鎖骨のあたり)を押してくれ、それからすーっと心も体も呼吸も楽になっていってくれました。 パニック発作になっても、消えていってくれた!  この脳の体験は、どんなことをやっても得られないものでした。 岩波英知先生のプログラムは、呼吸法を多用しますので、パニック障害で過呼吸が怖い人には最初敷居が高いところもありますが、その関門を突破すれば、パニック障害の克服と軽減は早いです。 それに、必ずパニックになっても消してくれる頼もしい人がいるので、通っている人は、過呼吸になったらどうしようと思うよりも、 「なった時がチャンス」と思って、頑張ってみてください! 何事にも動じない存在が身近にいれば一番いいのですが、どちらにしても、独り立ちしなくてはいけないので(人はどこまでいっても孤独な生き物だから)、パニック発作をコントロールするには、専門家の力が必要だと思います。 自分自身の呼吸と体と考え方を、自分でコントロールできたら、もうパニック発作は寄ってこなくなります。 なりたくてもなれなくなります(いまの私がそうです) そうなると、「なったらどうしよう」という予期不安も徐々に薄らいでいってくれますし、行動半径も拡がります。 なので、パニック発作が起きた時「なったときがチャンス!」なのです。 最初は大変ですが、乗り越えなければならない壁です。 できている人はたくさんいますので、後に続いてください!

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